シロアリを寄せ付けないためには、床下に炭を敷き詰めて、湿気を撃退。
シロアリの被害を最小限にするには、虫歯と同じで普段からの予防が大事です。そのためには、シロアリが好む湿気のある環境を作らないこと。とくに床下は日が当たらずにジメジメしがちなので、つねに湿気がたまらないようにしましょう。
そこでおすすめなのが、床下に木炭を敷き詰めて、床下から発生する湿気を吸湿・放湿する方法です。炭にはもともと以下の特性があります。
- ①除湿、調湿効果
- ②断熱材効果
- ③消臭効果
- ④化学物質吸着効果
湿度が50%超えるとシロアリの好む環境になり、そのほかダニやカビも増えます。床下をつねに調湿することでシロアリが生息しにくい環境にすることは可能です。市販されているものは、木炭を袋詰めしているものなので、ご自身の家の床下のスペースに合わせて、木炭の袋を敷き詰めることをオススメします。
ただし、市販されている木炭は2kgで4袋入って4千円前後なので、床下にすべて敷き詰めるとなると、かなり高額になります。有効期限も1年ほどなので、手間暇もかかります。まずは一度、床下の状況を専門家に見てもらってから対処法を考えるほうが良いかもしれません。