シロアリが発生する理由

シロアリの発生を防ぐために

シロアリが好む環境

世界には2000種以上ものシロアリが生息していると言われていますが、
そのほとんどは主に熱帯地方に集中しているということからもわかるように、
生息域としては比較的湿度が高く暖かい環境を好むようです。
また体皮が薄いために乾燥には弱く、風や光、振動を嫌います。
そのためシロアリは床下の土壌中や床下建材にひっそりと潜んでいます。
ですからシロアリの発生を防ぐためには餌となる木材を放置しないことはもちろん、
建物自体の風通しに気を配る必要があるでしょう。

シロアリの被害に遭いやすい建物

シロアリが発生するには「巣を形成しやすい環境」と「餌」が必要です。
そのためシロアリが発生しやすい家と発生しにくい家がございます。

当然全てが木造建築の建物はシロアリが発生しやすい家になりますが、
特にコンクリートによる基礎や束石がなく直接木材が土と接触してある家は危険です。
シロアリは視力に頼らず木材に触れるまで土壌を徘徊することで常に餌を探しています。
ですからコンクリートによる基礎や束石がないとその分シロアリが餌場に辿り付き易いのです。
従って家を建てる際にはしっかりと基礎や束石を置き、
さらには万が一被害にあった際にすぐに対処できるように、
床下はどの部屋も点検可能なスペースを設けておくといいでしょう。

また軽量鉄骨住宅やシロアリ予防をしたからといって安心とは言い切れません。 軽量鉄骨住宅でも建具や床根太など少なからず木材が使われておりますし、
たとえ薬剤によるシロアリ予防をしていても、
薬剤には有効期限があるためいつまでも効果があるというわけではないのです。
むしろ油断している分対応が遅れ甚大な被害に見舞われる恐れもございます。
今シロアリの心配はないという方も一度診断を受けてみてはいかがでしょうか。

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