狭小空間点検ロボットがシロアリを発見したり、駆除する日は近い?

お掃除ロボが一般家庭で使われるようになり、家事労働の手間がずいぶんと省けるようになった昨今。

あるメーカーがついに、狭くて暗い床下に入り込んで、床下を自由自在に点検するロボットを開発しました。

この狭小空間点検ロボットは、住宅の定期点検やリフォームの状況診断、耐震調査など幅広く使用されており、同時に床下にシロアリが生息していないかの調査にも役立っていると言われています。

もともとは住宅メーカーが、耐震調査などで調査員が狭い床下に潜る負担を減らそうと、点検ロボットを活用するようになったそうです。

ロボットには照明と自動カメラが付いており、モニターとつなぐことでリアルタイムで床下の状況を見られる利点があります。シロアリに関しては、悪徳業者が事前に用意したシロアリの死がいや床下の写真を見せて、「お宅の床下にはシロアリがいます。今すぐ駆除しないと大変なことになる」ち脅して、高額な駆除費用を請求するケースがありますが、リアルタイムで実際の床下の状況を見ることのできるロボットがあると、このようなだましに引っかからなくて済む、ということも言えます。

まだ活用例は少ないようですが、これからますます引っ張りだこになることは間違いなさそうです。

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