木材だけでなく鉄筋コンクリートの建物にもシロアリの巣が!

シロアリは木材を食害するので、木造の建物は危ないが鉄筋コンクリートの建物は大丈夫、と言われてきました。

ところが、最近では木造の建物が少なるにつれ、シロアリが生存をかけて鉄筋コンクリートの建物にも巣を作り、建物の断熱材を餌にするケースが増えていると言います。駆除会社の話では、鉄筋コンクリートのマンション近くに街路樹がある環境だと、街路樹を巣にしてからコンクリートの隙間や屋上からシロアリの羽アリが飛んで移動し、マンションの電源ボックスやパイプスペースに巣を作ることがあるそうです。

また、ゴミ置き場の隙間からシロアリが侵入し、地下ピットに蟻道を作りながらエントランスに入り込むケースが増えているそうです。シロアリの生命力や繁殖能力はものすごいものがあり、鉄筋コンクリートの内部にある木材や断熱材を餌に、コンクリートのほんの隙間から入り込む可能性は十分にあります。

木造住宅じゃないから、シロアリは大丈夫と思わないで、もし羽アリを目撃したり、蟻道らしきものを見かけたら、シロアリ駆除の専門会社に調査してもらうことをオススメします。

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