アメリカカンザイシロアリはいつやって来るかわからない!
1970年代から始まった、日本でのアメリカカンザイシロアリの被害は、2018年02月現在、暖かい関東以西に定着していると言われています。もともと日本にいなかったアメリカカンザイシロアリは、アメリカ西部でカンザイシロアリと呼ばれ、カリフォルニア州を中心に猛威を振るっていました。それが現在では世界中に広がっています。ヨーロッパなどの諸国では、アメリカカンザイシロアリへの予防をしないと、木造の住宅を建ててはいけないというくらい、深刻な被害を発生させています。
もともと暖かい気候で生息していたアメリカカンザイシロアリですが、近年の住宅は気密・断熱性がともに良く、寒冷地でもアメリカカンザイシロアリが発見されていますから、関東より北でも発生する可能性は十分考えられます。
被害がひどい地域は、現時点ではある程度限定されているのですが、予防施工されていない密集した住宅地にもしアメリカカンザイシロアリが入り込んだら、地中経由ではなく飛翔によって一気に被害が拡大することもあるのです。
アメリカカンザイシロアリの飛翔可能な距離は数メートルから数十メートルしかありませんので、大きな河川や広い道路で被害エリアが区切られているという事実はありますが、どのような経緯であなたの住むエリアにやってこないとも限りません。
可能な限り早めの予防施工をシロアリ駆除専門業者に依頼することが必要かと思われます。